Beautist Interview:ヨガインストラクター Nozomiさん - サロコレCOM

Beautist Interview:ヨガインストラクター Nozomiさん

Beautist Interview:ヨガインストラクター Nozomiさん

人が持っている幸せの形はそれぞれ。みんな別々でいいよ、同じやり方じゃなくていいよ。
自分に合ったヨガと、人それぞれの生き方をご提案。

海とサーフィン、旅するヨガ。衝撃的でヘルシーに。幸せに生きていくための豊かさを伝えます。

キラキラの波間から優しい笑顔。誰もが憧れる「自分らしい生き方」。
ヨガを始めたけれど、なかなか続かなくて…そんなお悩みを感じたことはありませんか?
楽しくヨガを続けるためのポイントや「自分らしい生き方」の背中を押してくれる、ヨガインストラクターのNozomi先生にお話を伺ってきました。

海とサーフィン、旅するヨガ。衝撃的でヘルシーに。

サーフィンの波に合わせて生活したいと思っちゃった。

サロコレ編集部:サーフィン、ヨガに出会ったきっかけを教えてください。

Nozomi:道南で生まれ、幼少期からウインタースポーツや登山が日常の一部でした。
スノーボードを長年やっていたのですが、2003年に肩の骨を折る怪我をしてしまって…そのリハビリでヨガに出会いました。片腕を動かすことができない日々は、身体と心の痛みでつらくてつらくて…怪我をする前の自由な体が当たり前ではないんだな、健康体だった自分がなんて素晴らしかったんだろうと感じましたね。
その後、仕事復帰はしたのですが、同時期に入社した人との進み方が全然違って「ダメだ、うまくいかない…」と思ったんです。
少しずつ身体が良くなって、今までやっていたスノーボードをもっとやりたい!と思い、スノーボードのお店でアルバイトを始めました。そのお店が、夏はサーフィン用品を扱っていて「スタッフ(店員)さんもぜひやってみてね」と言われたのが、サーフィンを始めるきっかけとなったんです。
厚真町にある浜厚真という海岸に初めて行った時「北海道にサーフィンをしている人ってこんなにいるんだ!」と感動しました。浜厚真って北海道で一番サーフィンが盛んな場所なんですよ。

サロコレ編集部:スノーボードから、ヨガ、サーフィンと出会われて、サーフィンに…

Nozomi:その中でもサーフィンがくせ者でした…気象条件によって、波が立つ日もあるし、ない日もあるし、風も影響を受けます。
例えば、仕事をしていて自分の休みが土日だったすると、土日に海へ行くじゃないですか。だけど、土日にサーフィンができる波が来ているとは限らないから、波に合わせて生活をしたいと思っちゃったんです(笑)。悪天候でサーフィンが楽しくできないってことは、海に合わせて休まないと、いつまでたってもサーフィンがうまくならないと思いました。なので、出勤が決めやすい派遣の仕事に切り替えて、天気図とにらめっこしながら、仕事とサーフィンのバランスを取っていました。

サロコレ編集部:ヨガを続けるきっかけになったことは何だったのですか?

Nozomi:サーフフェスティバルでオーストラリアへ行った時、ヨガをしているグループを見かけました。
おしゃれで衝撃的でヘルシーで。そのあと、日本に帰ったら私もヨガをやろう!と思って、帰国後はヨガスタジオの従業員として働きながら、ヨガのクラスに参加していました。
30歳くらいになって、ふと「これじゃだめだ」と思って。なぜかと言うと、海もサーフィンも、楽しめるのは「健康だから」。元気じゃないと海にも行けない、自分の体が大事だと感じました。「先生になろう」と決めてから、働きながらヨガを学べるスタジオに場所を移し、インストラクターへの道を走り始めました。

ヨガを楽しんでいる人たち

誰が聞いてもわかる言葉をチョイス。

サロコレ編集部:仕事をしていく中で、大切にしていること何ですか?

Nozomi:ヨガのポーズを正しく伝えこともそうなんですが、人ってみんな違うじゃないですか。幼いころにスポーツしていた人・していない人でも違います。例えば「足を開いて」と言っても縦に広げる人もいれば横に広げる人もいる。人の身体がみんな違うように、ひとつの言葉の解釈もみんな変わる。レッスンの中で使う言葉の内容は、誰が聞いてもわかる言葉にすることを心がけています。

サロコレ編集部:言葉のわかりやすさはシンプルに人の心に落ちますよね。人気の秘訣だと感じます。原点になったことがあるのですか?

Nozomi:自身のヨガの先生(オアフ島在住)の『人間は誰しも幸せで楽しく生きていける才能を持って産まれてくる』という教えがあります。誰もがその才能を持っているけれど、様々な環境によってその才能を見失っていく人もいます。
ヨガを学びに来る生徒さんは様々な悩みを抱えていて「若々しくいたい、シェイプしたい、姿勢を良くしたい」などの目的を持って学びに来られる方が多いです。それらの気持ちの延長線上には「幸せになりたい」「楽しく生きていたい」という気持ちがありますよ、と伝えています。身体の悩みを改善するだけでなく、その先にある「幸せ」や「楽しさ」を意識し大切にしています。

サロコレ編集部:お客様の声で共通することってありますか?

Nozomi:ヨガは、リラックス系から激しく動くものまで、色々な種類があるんですよね。
よく聞くのは「身体が硬いから続かない」というお話です。身体が硬い人にこそ続けてやってほしいですし、それで続けられなくなってしまうのはもったいない。柔らかくなるためにヨガがあるんです!自分に合ったスタイルのヨガを見つけて、続けることが大切なんですよ。
私は、呼吸と共に動き続ける激しいヨガが好みです。汗をだらだらかいて、すっきりしたー!という感じです。内容的には、体幹を鍛えたり、シェイプアップ、体力作りができるクラスをやっています。9割程度は女性で、激しく動きたい方や体力作りをしたい人が多いです。

サーフィンをしているNozomiさん

すべての思いは「海が好き」。

サロコレ編集部:今後、やりたいことを聞かせてください。

Nozomi:「旅するyogi集団」&YOGA(アンドヨガ)という団体を、相棒のKaoruさんと立ち上げて、講師を担当しています。これからヨガの指導者を目指す方に向けた講座を開いたり、出張ヨガを開催しています。また、私はサーフィンと海が好きなので、ビーチヨガやサーフィンをする人に向けてのヨガを広めたいですね。他にも、海岸でごみを拾った後にヨガをするなど、海と絡めたヨガのクラス展開をしたいと考えています。
ヨガは、幸せに生きていくための教え(八支則)があります。5000年にもわたり歴史があるので、Nozomiの人生でヨガをすべてはわかりきれなさそうです!(笑)
人が持っている幸せの形はそれぞれですよね、生きていく目的は人それぞれ違う。みんな別々でいいよ、個性豊かでいいよ、人と同じやり方じゃなくて、人それぞれの生き方を提案し、精神的な豊かさを伝えることを続けたいと思います。

専門家プロフィール

Nozomi
ヨガインストラクター

「旅するyogi集団」&YOGA
インストラクター育成講師・webディレクター

Sanghawai 200 hours teacher’s training program YOKO FUJIWARAを師事。
オアフ島にてオーガニックな暮らしやアシュタンガヨガを学び、サーフトリップやヨガで出会った人々や文化から影響を得ながら、現在はアシュタンガヨガをベースに呼吸に合わせて体を動かすヴィンヤサスタイルのヨガや、誰にでもできるスローでフローなヨガを札幌各地で伝えている。(RYT 200 修了)

■経歴
古民家ヨガ主催
北海道胆振東部地震 チャリティヨガ 共同主催
JOTFIT主催 JOYFIT YOGA FESTA 「女性の為のパワーヴィンヤサヨガ」講師
ムラサキスポーツ主催 Giris Surf Yoga 「Beach Yoga」ビーチでのインストラクション担当
ムラサキスポーツ・WAVE BEAT主催 BEACH PARTY at 浜厚真 Beach Yoga ビーチでのインストラクション担当
関西コレクションエンターテイメント札幌校 「シェイプされた身体を目指す基本のヨガクラス」講師を担当
年末太陽礼拝108回WS主催