Beautist Interview:グリーンスムージーインストラクター 若島菜々恵さん - サロコレCOM

Beautist Interview:グリーンスムージーインストラクター 若島菜々恵さん

Beautist Interview:グリーンスムージーインストラクター 若島菜々恵さん

忙しい時間も、苦手な野菜も、食材を「切って」「入れて」「ボタン押す」だけ。 ママにも嬉しい!親子で飲める!シンプルでおいしい「グリーンスムージー」を食卓に。

手軽においしく栄養をたっぷりとれる’’ホンモノのグリーンスムージー’’を伝えていきたい

「仕事が忙しくて野菜不足」「育児に追われて自分のご飯は二の次」「子どもの野菜嫌いに困っている」。
こんなお悩みを抱えている人は多いはず。
そのお悩みを一気に解消、かつ、楽しく野菜を取り入れられる「グリーンスムージー」について、オフィシャルインストラクターの若島菜々恵さんにお話を伺ってきました。

グリーンの持つパワーに魅了された、おいしい理由。

サロコレ編集部グリーンスムージーとは、具体的にはどんなものですか?

若島:アメリカ発祥のもので、「葉野菜」「果物」「お水」を混ぜ合わせたシンプルな飲みものです。
葉野菜は栄養価が高いものが多いので、スムージーにすることで、手軽に栄養を摂れる身近な飲み物なんですよ。
取り入れることでの効果は、腸内環境が整うことが一つ挙げられます。便秘のお悩みをもつ女性は多いと思いますし、私自身も便秘体質だったんです。グリーンスムージーに出会ってからは、便秘薬に頼らず、自分の力でお通じが良くなるサイクルがついたり「悪いものを溜めないで出す」という、デトックスのサイクルが整うという変化がありました。

サロコレ編集部元々、食に関わるお仕事をされていたのですか?

若島:以前は、スキンケアアドバイスをメインにTotal beautyアドバイザーとして活動していました。
30歳を機に、身体やお肌の変化を感じるようになり、インナーケア(身体の内側をケアすること)や、健康美に、今まで以上に興味を持ちました。
グリーンスムージーは、ずっと気になっていたものだったのですが、資格などがはっきり分からないままでした。あるとき、主人が「グリーンスムージーオフィシャルインストラクター」の資格を教えてくれて、これだ!と思って、本当のグリーンスムージーを突き詰めるために、ライセンスの取得を目指しました。

サロコレ編集部資格を取る時はどのようなことを学ばれたのですか?

若島:通信講座と現場で学ぶ2つのパターンが選択できて、私は実演の勉強をしたかったことがあり、現地で直接学ぶことにしました。北海道では開催されていなかったため、東京へ出向いて勉強しました。
座学、デモンストレーションを学び、日々作るスムージーをレポートにまとめることを繰り返しました。試験では、ワークショップの実演があり、資料の作成をし、持ち時間内で実演しましたよ。それらをクリアし、2018年にライセンスを取得しました。
資格取得後は、その美味しさと、手軽さと、グリーンのもつパワーに魅了され、日々の健康法として取り入れるようになりました。

「飲む習慣」でなりたい自分へ近づく。

サロコレ編集部現在の活動を教えてください。

若島:「より楽しく、美しく、健康な毎日」への第一歩として、green smoothie lifeを多くの方へお伝えしたく、札幌・北海道を拠点にワークショップやイベント、プライベートレッスン、専門学校での講師活動などを行っています。ワークショップでは、座学と実演形式で、グリーンスムージーの基礎をはじめ、おいしく作るポイント、定義、栄養素のことなどを楽しくお伝えしています。

サロコレ編集部意識の持ち方やお悩みなど、講座にいらっしゃる方に共通していることはありますか?

若島:元々美容健康に興味のある方が多いです。それに加えて、「体質改善をしたい」や「新しい何かを始めてみたい」というお言葉もよく伺います。美容だけではなく、健康にも意識を向けている方が多い印象です。
また、お仕事や家事、育児などで時間に追われて、自分に意識を向ける時間が少ない人も多いです。
スムージーは、一回飲んで変わる、という即効性よりも、細く長く続け、日常生活の中に取り入れることを習慣化することで変化が出てくるものです。「次の日に変化しました!」よりも「飲む習慣がつきました!」と、継続することで身体の変化を実感していただけたらいいなと思います。
また、なりたい自分になるために「自分に目を向けること」や「自分に意識を向けること」はとっても大切。朝食をグリーンスムージーに変えるだけでもいいんです。そのような、ご自身の健康に意識を向けるきっかけを提供できていたら嬉しいです。

サロコレ編集部インスタグラムもとても素敵でした!

若島:SNSを活用して、グリーンスムージーインストラクター同期の仲間と「グリーンスムージーのバリエーション」「スムージーボウルを作ろう!」など、テーマを決めて、不定期ですが、コラボレーション配信なども行っています。
食材の説明と、デモンストレーション(実際に作っているところ)を行い、できたてのスムージーを試食した感想や、日々の食卓への取り入れ方などを提案し合い、発信することはとても楽しいですね。何か皆さんのお役に立てればいいなと思っています。
スプーンでゆっくり食べるスムージーです。ぜひinstagramをご覧ください。

スムージーボウル

スムージーボウル

親子で飲めるスムージーをご提案。

サロコレ編集部親子で飲めるスムージーを作られていることを聞きました。

若島:「子どもの野菜嫌いが大変」というお母さまからのお声をいただいたり、お友達からの声もあって、お母さま目線での講座を開催することもあります。どうにかこうにか調理して、野菜が入っていることを分からないように食べてもらうことに苦労しているお母さま、多いですよね。スムージーを使うことでその悩みを克服されています。
一歳くらいだと、緑の野菜を見るだけで「食べたくない!」と反応するお子さんもいますよね。私自身、現在8か月の一児のママなので、「スムージーだったら子どももおいしく飲めるかもしれない」と思い、今年は、赤ちゃんやお子さま向けの簡単スムージーや、離乳食スムージーをお伝えしていこうと新たな目標ができました!リアルタイムで離乳食スムージーを作っているからこそ、実際のお母さまの声も聴きつつ、自分自身の経験や知識をシェアできたらいいなと考えています。

サロコレ編集部:緑の野菜で、クセのある野菜をおいしくする秘訣はあるのですか?

若島:セロリ、春菊、パセリなど、苦いイメージがありますし、スティック野菜だと苦手で食べられない方もいますよね。スムージーを作る際には「黄金比率」があって、おいしく作れる割合や組み合わせる食材のポイントがあるんです。講座の中でお伝えしているのですが、一度作ったら、おいしいものしか作れなくなりますよ!
例えば、パセリは、普段「添えてあるもの」だったり、春菊は「お鍋に入れるもの」というイメージがありますよね。レシピによっては、一束丸ごと使って「こんなに使うものなの?」とびっくりされることがあります。飲んでいただくと「こんなにおいしいものなの!?」という驚きに変わるんです!

サロコレ編集部:苦手な野菜が「飲めてる!」と思うと嬉しいですね。

若島:最近は、市販のスムージーも増えています。市販のものは、熱処理されているものもあるので、作ったものと全然味が違います。手作りの「フレッシュな生の新鮮な味」を、まず大人の方に知ってもらって、お子さんに飲んでもらえたらいいのかなと思います。
グリーンスムージーって、フルーツをあげて、野菜をあげて、という子どもに出す食事の工程をミックスしたものだし、かつ、大人も飲めちゃう。すごいものだなと思っています。
子育て中はどうしてもスケジュールが過密になります。その中で、自分が食べておいしくて、子どもも喜んでくれるってとっても嬉しいですよね。男性で野菜が苦手な人もいらっしゃいますから、家族みんなで作って飲めるものというところもすごいですよね。

フレキシブルさに目を向けて。

サロコレ編集部:今後、挑戦したいことを教えてください。

若島:グリーンスムージーは、年齢性別問わず、幅広く順応できるものなので、日々取り入れられるポイントをお伝えしていきたいです。
家にある食材で「簡単・おいしい・手軽」にできるのがグリーンスムージーです。調理しないので「切って・入れて・ボタンを押す」だけ!旬の食材を使うことで、春夏秋冬飽きることなく、いろんな味を楽しむことが出来ます。
朝の忙しい時間でも、手軽においしく栄養がたっぷりとれるので「ママにも嬉しい!親子でも楽しく飲める!」そんなスムージーをもっと身近なものにしたいです。
働く女性や、美意識の高い方だけではなく、お子さま〜お年よりの方まで幅広く’’ホンモノのグリーンスムージー’’を伝えていきたいと思っています。

専門家プロフィール

若島 菜々恵 Nanae Wakashima
グリーンスムージーオフィシャルインストラクター(北海道第一号)