Beautist Interview:美腸ナース 藏本 紗由香さん - サロコレCOM

Beautist Interview:美腸ナース 藏本 紗由香さん

Beautist Interview:美腸ナース 藏本 紗由香さん

「体質だから…」はもう終わり! 腸から健康で幸せに、輝く女性の自立をサポートいたします

一家にひとり、美腸のプロを。家庭が明るくなれば世界が明るくなると思うんです。

「美腸」「腸活」ってみなさん実践したことはありますか?
うまくいかない…こういう体質だから…と諦めていた方に朗報です!
腸にはタイプがあるため、それに合ったケアが必要と、美腸のプロ藏本 紗由香さんにお話を伺うことができました。
身体の不調を改善したい方、さらに美腸を学んでそれを仕事にしたい方にも必見です。腸から美容と健康を手に入れて、キラキラ輝く自立した生活を送りましょう。

不調の原因は「腸」だったの!?

サロコレ編集部:女性はお腹・便秘に対してお悩みがある人は多いですよね。

藏本:そうですね。便秘、むくみなどお腹のお悩みをお持ちの方は多いです。身体の別の箇所にも不調や つらさがあったりしても「こういう体質だから」と諦めてしまう方が多いのが現状です。「体質」と思っていたものが、実は「腸」から来るものだったということがあるんです!なので、私はそこをケアすることで、腸から美容と健康を取り戻し、生活を輝かせるお手伝いをしています。

サロコレ編集部:「美腸」や「腸活」って最近雑誌で見たりします。実際にはどんなことをされているのですか?

藏本:「日本美腸協会」という、便秘外来で患者様と関わってきた看護師が立ち上げた協会があります。
私は、日本美腸協会が認定する資格講座を、オンラインと対面で指導していることと、自宅サロンでは運動・食事と、一人ひとりに合わせたメニューを考えながら、腸もみをしています。
腸にはタイプがあるので、それに合わせた運動・食事・腸もみの3つの基本習慣のバランスが、とっても大切なんです。
また、腸活を日常生活の中に取り入れたい方のサポートに加え、ご自身での講座開催やサロン運営など、「美腸セラピスト」として活動できる人材育成も行っています。
腸のセルフケアは、自分の為だけにとどまらず、ご家族や大切な人を守るための知識や技術を学べますので、自分の体調が良くなったら、他の人にもしてあげたくなりますよね。

サロコレ編集部:腸にタイプや種類があるんですか?

藏本:そうなんです。6つのタイプがあるんですよ!
自分の腸のタイプが分かると、それに応じたケアを行うことができます。雑誌などで見かける「腸活」は、色々と情報はありますが、そのやり方がみんなに有用ということではないんですね。なので、腸のタイプに応じたケアの必要性を知ってもらうことが大切なんです。

施術されている女性の写真

サロコレ編集部:美腸に関するお仕事をはじめるきっかけはどんなことですか?

藏本:2020年の夏まで看護師として働いていました。たくさんの患者様と接するなかで、対症療法だけではなく、病気になる前の「予防」に興味を持ちました。
育休中に知り合った方から「腸は大事なんだよ」と教えてもらい、最初はよく分からなかったのですが、本をいただいたり、お話を伺ううちに「すごいことなのかも、腸っていろんな方面に有用かも!」と感じて、それを新しい方法で学びたい意欲が強くなりました。
色々と調べていくなかで「日本美腸協会」のことを知りました。医療との親和性の高さや、今まで自分がやりたいと思っていた「予防」という観点にも一致したのでビビっときました!
今はオンラインでも講座を受けることはできますが、私が受講した時は、オンラインでの開講がなかったり、北海道に美腸協会の講師がまだいなかったため、東京まで研修に行きました。おかげさまで、北海道初の美腸協会認定講師になることができました。

リラックスと健康のいいとこどり。

サロコレ編集部:藏本さんのところへいらっしゃる方の、お腹のお悩みの傾向ってありますか?

藏本:便秘の方が多いです。年齢で言うと、20代~50代の方まで幅広く、20代の方は、若いころからの便秘や生理不順で、ピルを服用されている方が多いです。30代の方だと出産後の体質変化、50代だと更年期による変化など、年代によってお悩みは様々です。

施術されている女性の写真

サロコレ編集部:ちなみに「腸もみ」ってどんなことするのですか?目に見える変化はありますか?

藏本:30分~45分の間、お腹をもみます!
「お腹をもむ」ってあまり経験がない方が多いですよね。
エステサロンなどで腸もみの経験がある方からは「腸もみって痛いですよね?」と訊かれたことがありますが、私がやっているものは、心地よい腸もみなので、安心して、リラックスするために来ていただけたら嬉しいです。「お腹をもまれるのって気持ちいいんですね!」とお声をいただくことが多いですよ。
見た目の変化は、ビフォーアフターをお写真に撮らせていただくと「腸が上がってる」ことがすぐに分かります。あと、むくみが取れて見た目がスッキリされた方も多いです。
内面の変化で言うと、腸もみの次の日の朝に、便がすっきり出るようになったというお声も多いです。下剤を使用していた人が、飲まなくてよくなったというお声もありました。
定期的に通っていただくことで、腸内環境が良い方向に変わったり、それが維持できたりするので、回数を重ねることで、徐々に腸やお腹が上がっていく変化を見ていただきたいです。継続して根気よくケアをお伝えしていくので、長いお付き合いになる方が多いですね。

サロコレ編集部:日常的にできるアドバイスがあったら教えてください。

藏本:まずは「水を飲む」ことです!そんな基本的なことかと思われるかもしれませんが、できていない人が多いんですよ。理想の便を出すためにはお水が必須、デトックスは便からです。1.5リットルは少なくても飲むようにしましょう。
牛乳やコーヒーなども「水分」と思っている方はいますが、カフェインのものは利尿作用があるので、体内で吸収されずに外に出てしまいます。なので、お水か、カフェインなしのお茶を飲むことをおすすめします。

カウンセリングをする藏本 紗由香さん

一家にひとり、セラピストの時代。

サロコレ編集部:美腸の活動を通して伝えたいことを教えてください。

藏本:まず一つは、子どもたちの便秘を減らしていきたいです。
お母さま、幼稚園の先生や保育士さんから、子どもの便秘のご相談が増えています。
家庭でも取り組むことができる「美腸メソッド」をお母さまたちにお伝えしたいですね。
また、小学生~高校生まで、子どもたちに向けて発信していくことで、その子たちが大人になったら変わるかなという思いもあります。
そして、体質ではなく「腸」からくる不調を改善することで、女性が輝いて自立していけることを支援していきたいです。たとえば、母親が生き生きしていることはとっても大切です。家事や育児など、実際に家の中で生活するという上では、家庭の主はママなので(笑)、家庭が明るくなれば世界も明るくなると思うんです。ですので、腸から変わっていって、健康で幸せに、生き生きとする女性が増えることをお手伝いしていきたいです。

専門家プロフィール

藏本 紗由香 Sayuka Kuramoto
美腸ナース

日本美腸協会認定講師
美腸アドバイザー
美腸セラピスト
正看護師