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月桃(ゲットウ)ってご存知ですか?
近年、月桃には美容に有効な成分が多く含まれていることがわかってきました。
沖縄で古くから薬草として使用されていた月桃には、抗菌作用や防虫効果、さらには抗酸化作用があることも認められ、今美容業界で注目されている素材です。
今回は、最近話題になっている月桃についてご紹介したいと思います。
月桃とは?
月桃は東南アジアが原産地で、ショウガ科花ミョウガ属の常緑多年草です。
日本国内では沖縄県や九州、屋久島や種子島でよく見られ、海外では台湾やインドなど亜熱帯の南アジアに分布しています。
なんで「月」と「桃」なの?
月桃の花の房が「三日月状」であること、花の粒が「桃」のように見えることから「月桃」と名付けられたとも言われています。また、台湾で「ゲータオ」と発音しているものに「月桃」と当て字をしたという説も。
学名はAlpinia zerumbet 英語ではShell Ginger(シェル・ジンジャー)、貝殻のように見える白い蕾に由来していて、沖縄県ではサンニンと呼ばれています。
沖縄では月桃はどのように使われているの?
沖縄がまだ琉球と呼ばれていた頃から、月桃は防虫剤や漢方薬として利用されてきました。
沖縄では今でも、旧暦の12月8日に健康を祈願して餅(ムーチー)を食べる伝統行事が残っています。「ムーチー」の日に食べる餅は特に「ムーチー(鬼餅)カーサー(月桃の葉)」と呼ばれ、月桃の葉で餅を包み蒸したものです。
冬場も温かい沖縄でも鬼餅には何週間もカビが生えないと言われるほど、月桃の葉は抗菌作用に優れています。
また、月桃の葉を乾燥させてお茶として煮出したり、焙煎した月桃の実をスパイスとして料理に利用するなど、日常でも幅広く使われています。
他にも月桃染め、月桃紙、月桃アイスクリーム 月桃コスメ、月桃歯磨き粉、月桃シャンプー、月桃せっけんなど、様々な用途に利用されています。
月桃の効能・効果
抗菌・抗酸化・抗老化・美肌・健胃整腸などの効果に加えて、抗ウイルス作用、骨粗鬆症予防、骨芽細胞分化促進物質の研究も進められています。
特に抗酸化作用がすごい
肌の細胞が酸化すると弾力が低下し、しみやしわ、たるみ、くすみなどの肌トラブルを招く原因になります。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、過剰な活性酸素の働きを抑制してくれるので、生活習慣病の予防に役立ったり、肌を炎症や外的刺激・紫外線から守ったりする効果があると言われています。
月桃に含まれるポリフェノールはなんとブルーベリーの約6.7倍、赤ワインの34倍とも言われており、近年では美容業界からも注目を浴び、様々な商品が製品化されているんです。
どうやって生活に取り入れたらいいの?
現在、月桃の成分が配合されているコスメや食品が数多く販売されていて、手に入れやすいので、日ごろのスキンケアなどに手軽に取り入れることができます。
サロコレおすすめの月桃コスメがこちら!
レキオス月桃金箔ローション
独自製法で水を一滴も加えていない純度100%の月桃蒸留液に金箔をプラスした、贅沢な月桃原液ローションです。
- 純度100%の月桃蒸留液が潤いを行き渡らせ、肌を整えます。
- ポリフェノールの含有量がワインの34倍と多く、高い抗酸化作用があります。
- 配合されている金箔はマイナス電流を帯びており肌に活力を与えます。
内容量:100ml
成分:月桃蒸留液・金箔
月桃クリーム
月桃300kgから30mlしか採れない希少な月桃精油を配合したクリームです。
天然素材の中でも皮脂に近いといわれるミツロウを主成分に、保湿に優れ肌を柔らかにするホホバオイルとスクワランを絶妙なバランスでブレンド。
肌なじみを追及しました。高保湿、低刺激な素材を選び抜き、月桃の精油効果を最大限に活かした万能クリームです。
- 皮脂に近い素材と言われている「ミツロウ」を使っているので、肌になじみやすいのが特徴。
- お顔はもちろん、手や唇など、乾燥が気になりやすい場所にも使えます。
- 軽やかな使い心地でべたつきません。使用後はふんわりと柔らかなお肌に!
- 低刺激なので肌質を問わず使用できる万能クリームです。ギフトとしても贈りやすいのもgood。
内容量:20g
成分:ミツロウ・月桃精油・ホホバオイル・スクワラン
まとめ
沖縄のポピュラーなハーブである月桃は女性の不調を整え、美肌に導く効果を持ったスーパーハーブです。月桃の香りにはアロマテラピー作用があり、香りも非常に良いので、毎日のスキンケアが楽しみになりそう。月桃エキスの力を肌で体感してみてください。