
「なんだか気持ちがモヤモヤする」「最近自信が持てなくなっている」
理由はわからないけれど、気持ちが塞ぎがちになってスッキリしないことってありませんか?
そんなときに試してほしいのが、好きな香りを嗅いで気持ちをリセットする方法です。
今回は、香りが心と身体に与える効果と、香りの選び方について解説していきます。
0.2秒で脳に届く!?香りのパワーで気持ちをリセット
日々の暮らしのなかで、わたしたちは少なからずストレスを受けています。仕事や子育てに追われたり、人間関係に悩んだりなど、人によって原因もさまざまでしょう。
ストレスの原因がはっきりしている場合は比較的対処もしやすいと思いますが、色々なことが積み重なって「気持ちがモヤモヤする」と感じているときは、ストレスを解消するのも難しいですよね。
そんなときは、やさしく心地よい香りを嗅いで気持ちをリセットしてみませんか?
匂いを感じる「嗅覚」は、五感のなかでも最も原始的な感覚器です。嗅覚に働きかける芳香療法のアロマテラピーがあるように、古くから香りには心と身体に影響を与えるパワーがあることが知られています。
よい香りを嗅いで幸せな気分になったり、ふとしたときの匂いで過去の情景を思い出したりした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
嗅覚というのは五感のなかで唯一、感情や本能にかかわる大脳辺縁系に直接届きます。嗅いだ香りが脳に届くまでのスピードは、なんと0.2秒ほど。匂いを判別する前に、まず感情が先に動くのだそうです。喜怒哀楽などの感情や本能をつかさどる大脳辺縁系に直接つながっていることから、急速に感情が引き起こされ、気分に変化が起こるといわれています。
そのため、気持ちがモヤモヤするときや緊張するときなどでも、よい香りを嗅ぐことで反射的に気持ちのリセットができるのです。
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どんな香りを選べばよいの?
では、気持ちをリセットしたいときは、具体的にどのような香りを選べばいいのでしょうか。
アロマのなかから選ぶにしても「効能に詳しくないから選びにくい」という方もいるかと思いますが、基本的には自分の好きな香りを選ぶのがおすすめです。
効能を優先してアロマを選んだとしても、それが不快な香りであれば嗅ぐことが逆にストレスになってしまいます。
まずは、自分が元気になれたり、癒されたりするような、ポジティブな気持ちになれる香りを探してみてください。自分が心地よいと思う香りを選ぶことが、心と身体によい影響を与えるポイントとなります。
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好きな香りと嫌いな香りがあるのはなぜ?
先ほどお伝えしたように、匂いは大脳辺縁系へダイレクトに届けられ、すぐに感情と結びつきます。このとき、その匂いが好きか嫌いかを判断するわけですが、どのような判断基準があるのか不思議ですよね。
実は、香りの好き嫌いはそれまでの経験が大きく関わっています。
育った環境や匂いを嗅いだときの状況、記憶、体調などによっても香りの好き嫌いは変わるそうです。
例えば、小さな頃から納豆を食べてきた人はその匂いを不快だとは感じませんが、大人になってから初めて納豆の匂いを嗅いだ人は「臭い」と感じやすいのです。基本的に、人は嗅ぎ慣れていない匂いに対してネガティブな反応を示します。
反対に、家族や恋人などの心理的な距離が近い相手の匂いはよい匂いと感じやすくなるようです。
また、ソムリエが「これはよいワインです」といえばよい匂いに感じるように、嗅覚は情報や経験に左右されやすいという特徴があります。
このように、人によって香りの好き嫌いは全く違ってくるので、何の香りが「よい香り」ということはなく、自分の好きな香りが自分にとっての「よい香り」といえるでしょう。
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まとめ
香りには気分を明るくしたり、癒したりする効果があります。
「気分が晴れない」「頭を切り替えたい」など、一旦気持ちをリセットしたいときは、自分の好きな香りを嗅いでみるのがおすすめです。
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