【どう選んだらよい?】入浴剤の種類とそれぞれの特長、おすすめの使用シーンを解説! - サロコレCOM

【どう選んだらよい?】入浴剤の種類とそれぞれの特長、おすすめの使用シーンを解説!

1日の疲れを癒してくれるバスタイム。
みなさんは、毎日のバスタイムに入浴剤を使っていますか?入浴剤は香りを楽しめるだけではなく、身体のこりや冷えの改善などをサポートしてくれる効果もあります。

今回は「どんな入浴剤を選べばいいのかわからない」「よさそうな入浴剤を知りたい!」という方に向けて、入浴剤の種類とその特長について解説していきます。

入浴剤は目的別に選ぼう!

「入浴剤は種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない…」という方は多いのではないでしょうか。入浴剤によって形状や効能、香り、色などは違いますし、「自分の肌質に合うかな?」といったことも考えると、さらに迷ってしまいますよね。

入浴剤選びに悩んだときは、「肩こりを改善したい」「リラックスしたい」「肌を保湿したい」「冷え性を改善したい」「敏感肌でも使える入浴剤がほしい」など、最初にメインの目的を決めると選びやすくなるかと思います。

入浴剤は種類によって効能が違うので、まずは入浴剤の種類と特長について見ていきましょう!

入浴剤の種類とそれぞれの特長

入浴剤は、大きく分けると6つのタイプに分類することができます。

1.無機塩類(ミネラル)系

主な構成成分:主成分に硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウムなどが配合されている入浴剤
主な剤型:粉末、顆粒
特長:入浴後の保温効果が高いので湯冷めしにくい
おすすめの使用シーン:冷えが気になるとき、あせもやあかぎれの予防をしたいとき

2.炭酸ガス系

主な構成成分:主成分に炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、コハク酸、リンゴ酸などが配合されている入浴剤
主な剤型:錠剤、粒状
特長:新陳代謝が促進されるので疲れの緩和に効果的
おすすめの使用シーン:疲れがたまっているとき、冷えが気になるとき

3.薬用植物(生薬類)系

主な構成成分:トウキ、センキュウ、ハマボウフウ、チンピ、カミツレ、ハッカ葉などの生薬が配合されている入浴剤
主な剤型:粉末、顆粒、液体、生薬の刻み
特長:生薬の効果で血行が促進されるなど(生薬の種類による)
また、香りによるリラックス効果も期待できる
おすすめの使用シーン:肩こりや冷えが気になるとき

4.スキンケア(保湿)系

主な構成成分:セラミド、米胚芽油、エステル油、スクワラン、ホホバ油、ミネラルオイル、植物エキス、米発酵エキスなどの保湿成分が配合されている入浴剤
主な剤型:液体、粉末
特長:保湿成分が角層中に浸透することで肌がしっとりする
おすすめの使用シーン:肌の乾燥が気になるとき

5.酵素系

主な構成成分:パパイン、パンクレアチンなど、タンパク質分解酵素が配合されている入浴剤
主な剤型:粉末、顆粒
特長:皮膚の洗浄効果が高い
おすすめの使用シーン:毛穴汚れやアカが気になるとき

6.清涼系

主な構成成分:l-メントール、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムなどが配合されている入浴剤
主な剤型:粉末、錠剤
特長:l-メントールの効果で入浴後の肌がさっぱりする
おすすめの使用シーン:暑いときやさっぱりしたいとき

疲れをとりたいときは新陳代謝の促進効果が期待できる「炭酸ガス系」、身体を温めたいときは温熱効果の高い「無機塩類(ミネラル)系」など、入浴剤のタイプを先に選び、そのあとで好みの香りや色の入浴剤を探せば、きっとお気に入りの入浴剤を見つけられるでしょう。

入浴の目的に合わせてお湯の温度も変えよう!

お湯の温度にも気を遣うと、より入浴の効果を高めることができます。

・ストレス解消やリラックスしたいとき・・・38〜40℃程度のぬるめの温度にし、ゆっくり浸かるのがおすすめです。

・気合を入れたいとき・・・42~43℃程度の熱めの温度がおすすめ。身体に負担がかかるので入浴時間は短めにしましょう。

・美肌効果を得たいとき・・・お湯の温度が熱いと皮膚が乾燥しやすくなるため、40℃前後のぬるめのお湯がおすすめ。肌がふやけるほど長く浸かるのは避けましょう。

まとめ

入浴剤は自分が求める目的に合わせて選ぶと、お気に入りのものを見つけやすくなります。今までとくに意識せず選んでいたという方も、この機会にぜひ入浴剤にこだわり、バスタイムをより充実させてくださいね!