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はじめに
冬になると特に荒れてしまいがちな唇。
リップクリームでケアしていてもなかなか治らないなんてこと、ありませんか?
もしかすると日々の習慣が原因かもしれません。
どうして唇は乾燥しやすいの?
唇は、顔の中でも特に乾燥が気になる部位のひとつ。
「他の部位と比べて皮膚が薄く、水分をためにくい」、「汗腺や皮脂腺がないので乾きやすい」、「ターンオーバーが約3~4日と早いため、正常な角質をつくる準備が不十分になりがちで、水分を保ちにくい」などといった理由で、乾燥しやすくトラブルが起きやすいのです。
また、唇には紫外線の影響を少なくするメラニン色素が少なく、紫外線からの影響を強く受けてしまうことも、乾燥につながる原因のひとつです。
そのほかにも、辛いものを食べたときの刺激、マスクを長時間つけたり、つけ外しを繰り返したりしたときの刺激が、唇の荒れを起こすこともあるのです。
あなたもやっている?唇のNG習慣
- 唇を舐めるクセがある
唇を舐めることで一時的に潤ったような気がしますが、すぐに水分が蒸発し、さらに乾燥してしまいます。 - めくれた皮をむいてしまう
めくれた皮を無理にむいてしまうと、ひび割れや炎症などの原因になる場合があります。 - 無意識のうちに唇を触っている
唇は角質層が薄く外からの刺激に弱いので、繰り返し触ることで荒れがどんどんひどくなってしまいます。 - 口紅を塗る前に、リップクリームや下地を塗らない
リップクリームや下地には唇の乾燥を防ぐ役割があります。顔にスキンケアをするのと同じく、唇にもしっかりスキンケアをすることが大切です。 - 食後すぐに口紅を塗る
食後にティッシュや紙ナプキンで軽く押さえただけで、すぐに口紅を塗っていませんか?糖分や塩分などが唇に残ったままだと、それが原因で乾燥や荒れにつながることもあります。
ティッシュなどで一度しっかりとぬぐい、リップクリームや下地を塗ってから口紅を塗りなおすとよいでしょう。
ぷるぷるな唇になれるケア方法は?
リップクリームで保湿ケア!
- 唇を清潔な状態にする
ティッシュなどで唇の汚れを取っておきましょう。 - リップクリームを温める
なるべく唇に刺激を与えないようにするため、体温で温めるとよいでしょう。 - 縦方向に塗る
唇のシワは縦に入っていて、横向きに塗ると強い摩擦を与えてしまう場合があります。そのため、縦ジワに沿って丁寧に塗るようにしましょう。
外出時にはUVカット処方のリップクリーム、就寝前には高保湿のリップクリーム、といったように、シーンに合わせて使い分けても◎
リップスクラブで角質ケア!
- 唇と手を清潔な状態にする
- 唇をぬるま湯で少し湿らせる
- 適量のリップスクラブを唇に乗せる
- 人差し指の腹を使い、円を描くようにクルクルと優しくマッサージする
- ぬるま湯でリップスクラブを洗い流す
唇は、古い角質がたまるとカサカサしたり、荒れやすくなったりします。
リップスクラブは、その古くなった角質や細胞を落とすケアアイテムです。
角質ケアを行うことで縦ジワやくすみが改善され、血色のよい唇になれます。
頻繁に行うと、唇を守ってくれる皮膚まで剥がしてしまい、余計に乾燥したり黒ずんできたりしてしまうので、週1~2回程度で行うのがベスト◎
ラップパックで乾燥ケア!
- 唇を清潔な状態にし、お湯で温めたコットンまたはタオルを当て、唇表面をやわらかくする
- リップクリームを多めに唇に塗る
- 唇よりも大きくカットしたラップで、唇全体を覆う
- 3~5分程度放置する
ラップパックは潤いやハリをもたらす効果があり、リップクリームの成分が唇の奥まで浸透するので、ふっくらとした唇にしてくれます。
荒れを防ぎ、唇を健康的な状態のまま保ってくれるので、特にトラブルが起きやすい秋、冬に定期的に行うのがおすすめです。
おすすめ!アルガンオイルを使ってリップケア
肌のケアで話題のアルガンオイルですが、実は唇のケアにも使えることをご存じですか?
アルガンオイルには、リノール酸やオレイン酸などの美容成分が豊富に含まれています。
リノール酸には、皮膚の保湿力・バリア機能を高める効果、オレイン酸には、皮膚をやわらかくし、角質のごわつきを改善したり、紫外線を予防したりする効果があるので、保湿をしながら唇の荒れまで防ぐことができるのです。
アルガンオイルを使ってリップケアをすれば、荒れにくく、ぷるぷるな唇に近づくことも夢じゃありません。
リップクリームの代わりに
- アルガンオイルを1~2滴ほど指にとる
- 軽くマッサージしながら唇に薄く塗る
アルガンオイルは油脂が皮脂に近い成分なので、べたつきにくいといった特徴があります。
リップクリームが合わない方や、塗っても荒れてしまうという方は、アルガンオイルのような天然成分だと大丈夫な場合も。
ただ、アルガンオイルで荒れてしまう場合もごくまれにあるので、不安な方はパッチテストを行うようにしましょう。
リップメイクの前に
- アルガンオイルと砂糖を1:1の割合で混ぜ、“シュガースクラブ”を作る
- 軽くマッサージしながら唇に塗る
- 湿らせたティッシュ、もしくはコットンで優しく拭く
- リップメイクをする
リップメイクをする前にシュガースクラブで唇のマッサージを行うと、荒れた唇に負担をかけることなくリップメイクができます。砂糖をのせると最初はじゃりじゃりとするので、力を入れてマッサージすると唇を傷つけてしまう可能性があります。シュガースクラブを塗る際は、唇に刺激を与えないように注意してくださいね。
また、シュガースクラブを作る際は上白糖を使うようにしてください。
黒砂糖や三温糖などのミネラルを含むものは、人によっては刺激になることもあるので注意が必要です。
唇の荒れがひどいときはスペシャルケア
――まずは下準備
- アルガンオイルと砂糖を1:1の割合で混ぜ、“シュガースクラブを作り、唇に優しく塗る
- ぬるま湯で優しく洗い流す
シュガースクラブで余計な角質をとることで次の手順でラップパックの効果を実感しやすくなります。
――アルガンオイルでラップパック
- アルガンオイルをたっぷりと唇に塗る
- 唇の大きさよりも大きくカットしたラップで、唇全体を覆う
- 2~3分程度放置する
その際、温めたタオルをあてておくのも◎ 血行がよくなり、より唇がしっとりします。
ラップパックをした後は、余分な角質がやわらかくなり皮がむけることがあります。皮がむけた場合は、唇に負担をかけないよう、綿棒でやさしく取り除きましょう。
おすすめのアルガンオイル
ネクタロームのアルガンオイルは、8段階ある品質ランクのうち最も高いクオリティです。
世界最難関ともいわれるフランスのオーガニック認証「エコサート(ECOCERT)」の“ORGANICCOSMOS”認証を取得しています。
顔だけでなく、髪や頭皮、唇、爪、手足など全身に使用できる万能なオイルです。
肌質を問わず使用できるので、「普段あまり合うスキンケアが見つからない…」といった方にもおすすめ!
まとめ
唇は顔の中では小さなパーツですが、意外と目につきやすい場所。
今ではマスクをするのが当たり前になっていますが、マスクを外した時にカサカサの唇だと印象が大きく変わってしまうことも。リップクリームを使ったりパックやマッサージをするなど、日頃のケアがとても重要です。
そんなリップケアにぜひ使ってほしいのが、アルガンオイル。
アルガンオイルの大きな特徴は、オイルそのものに水分保持力があることと、肌なじみのよさです。角質層への浸透力が高いので、リップケアはもちろん、全身のケアにも適したオイルです。
自分の唇の状態に合わせたリップケアを行って、いつもぷるぷるの唇を手に入れましょう。