【足の角質ケア】ガサガサなかかと・足裏を解消するには?改善方法をご紹介! - サロコレCOM

【足の角質ケア】ガサガサなかかと・足裏を解消するには?改善方法をご紹介!

悩んでいてもついつい放置してしまうかかと・足裏のガサガサ、ひび割れ。

ストッキングや靴下にひっかかってしまったり、素足を人に見られて恥ずかしい思いをしたり…なんてこと、ありませんか?

そこで、今回はこれからの季節に行ったほうが良いフットケアの方法を紹介します。

ひび割れ・ガサガサの原因は?

ガサガサ、ひび割れているかかと

かかとのごわつき・ガサガサ・ひび割れ…、気になりますよね。

見た目も悪い、靴下やストッキングにも引っかかる…どうしてこうなってしまうのでしょうか?

皮脂腺が少ない

足裏は他のパーツと比べ、皮脂腺が少ないので乾燥しやすくなっています。
潤いを守るには油分が必要ですが、かかとは油分を自ら作ることは出来ません。

加えて、足裏は他のパーツよりも汗腺が多くあります。

寒い外から暖房の効いた温かい室内に入ると、温度が急激に上がるため汗をかきやすくなります。

通気性の悪い靴を履くと蒸れてさらに汗をかき、
乾いたり濡れたりを繰り返す事で必要な潤い成分も奪われてしまい、乾燥の原因となるのです。

そのため、体や顔と同じように足裏にもしっかりとケアが必要になります。

ターンオーバーが正常に働いていない

活性酸素や加齢により、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常に働かなくなり、
角質細胞がどんどん溜まっていくことで、角層が厚くなってしまいます。

因みに、正常な角層は0.02~0.03mmが理想的な厚さです。

この厚さを保持できていると、セラミドや保湿因子(肌が作り出す天然の保湿剤)で角層を満たし
潤いを保持する事ができるので理想のツルツルかかとに。

また、かかとは体の中でも圧がかかりやすく、その衝撃に耐えられるよう角層が厚くなっています。

働く女性でヒールの高い靴を履く事が多い方は、さらに圧迫されるのでガサガサ・ぼろぼろのかかとになってしまうのです。

実は削ってはいけない?

かかとを傷めている女性

かかとのごわつき、ガサガサが嫌でヤスリなどを使って削りすぎていませんか?

それでは根本的な改善にはなりません。

また、皮がめくれるようなピーリングなども、角質を取りすぎてしまうこともあるので注意です。

肌を守る役割もある角質を必要以上に削ると、大事な皮膚を傷つけ、さらに厚く硬くなっていく原因になります。

一体どうしたらツルツルになれるの?

柔らかくてツルツル!赤ちゃんのようなかかとを手に入れるには、どうしたらいいのでしょうか。

2つのポイントを紹介します。

①しっかりと保湿

顔や体と同じで、乾燥しないようしっかりと保湿してあげましょう。

ストッキングや靴下を履く前にクリームを塗ったり、寝る前にクリームを塗るなど、マメにケアしてあげることが大切です。

軽度の乾燥であれば、プチプラのもので良いのでボディクリームやハンドクリームをマメに塗ってあげることで改善できます。

これから購入する方は、保湿成分として次の2つに注目しましょう。

・尿素

尿素は角質を柔らかくしてくれるので、ガサガサなかかとのケアに向いています。

お近くのドラッグストアなどで手に入るので、簡単で使いやすいです。

・サルチル酸ワセリン

油分の膜で角質を柔らかくし、潤いの蒸発を防いでくれる働きがあります。

②いらない角質を取り除く

ひび割れていたり、ストッキングや靴下にひっかかってしまったりするレベルになると、
硬くなってしまっているところにクリームを塗っても浸透しないため効果が出ません。

まずは角質を取り除くことから始めましょう。

1.まずは入浴で角質をふやかす

入浴している女性

まずは、41~43度のお湯に10~15分程、汗が軽く出る程度まで入浴し、かかとの角質をふやかします。

または43~44度のお湯での足浴でもOKです!

2.ヤスリで不要な角質を削る

かかとをヤスリで削っている図

ヤスリの粗い面で、硬くなった角質を削りとります。

お風呂は後処理がしやすいので便利ですが、ふやけた状態が続くため削り過ぎてしまうことも。

チェックしながら、かかとの表面が乳白色程度になるくらいが目安です。

3.ヤスリの細かい面で整える

ある程度表面が削れてきたら、ヤスリの細かい面でなめらかになるよう整えましょう。

一度に全部取りきろうとはせず、一週間ほど様子を見て削るようにすると削り過ぎを防ぐことが出来ます。

柔らかくなってきたら二週間に一度、さらに柔らかくなってきたら月イチにするなど削る頻度を少しずつ減らしていきましょう。

4.クリームで保湿

かかとケアグッズ

ヤスリで削った後はより乾燥しやすくなります。

いつもよりも重めのこっくりとしたテクスチャーのバームやクリームを塗って保湿するようにしましょう。

5.靴下で潤いをキープ

靴下をはいて足を保湿している女性

せっかくここまで頑張っていても、裸足のままだと乾燥の原因になります。

保湿したあとは靴下を履き、潤いを逃さないようするのがポイントです。かかと用の靴下を履くのもおすすめです。

保湿を頑張っても改善しない時は

保湿でも改善しない場合は、「かかと水虫」になってしまっているかも…

下記のような事があれば、かかと水虫に注意です。

・丸く皮がめくれる

・足の指にも水虫がみられる

・家族に水虫の人がいる

かかと水虫を治すには、清潔に保つことが重要です。

自分で判別するのは難しいため、少しでも気になった方は皮膚科を受診するようにしましょう。

正しくケアして、潤いのあるかかとに

赤ちゃん

「今すぐ何とかしたい!」と思いがちなガサガサかかと。

焦ってヤスリなどで削りすぎると、より痛めてしまうこともあります。

ゆっくりと地道にケアして、赤ちゃんのようなツルツルかかとを取り戻しましょう!

 

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