
プラセンタってよく聞くけど一体何?
プラセンタは「胎盤」のことです。
胎盤とはご存知のように、妊娠期に形成される臓器で、妊娠中に母体から赤ちゃんに酸素や栄養素を届けたり、逆に赤ちゃんの老廃物を母体の血液に戻したりといった、お腹の中の赤ちゃんの生命を守る大切な役割を果たしています。
医療の研究も古くから行われ、「肝機能障害」や「更年期障害」の治療にプラセンタ療法は使われており、厚生労働省が認可し保険も適用されますが、美容目的での使用は自費治療です。
プラセンタの成分
- アミノ酸
十数種類のアミノ酸が含まれており、角質の状態を整え、ターンオーバーを促す。 - ビタミン
多様なビタミンが含まれ、ビタミンB1・B2・B6・B12・C・D・Eやナイアシンなどが美肌効果に良いと言われている。 - 各種ミネラル
カルシウム・ナトリウム・カリウム・リン・マグネシウム・亜鉛・鉄など、体や骨、肌に良い成分が含まれている。 - 活性ペプチド
アミノ酸と同じように体を活性化させ、免疫力の調整、ミネラルの吸収を促したり、筋肉や骨を作り出す。 - 酵素
新陳代謝の働きや消化吸収を促し、栄養をエネルギーに変え、新しい細胞に生まれ変わるのを助ける働きがある。 - 成長因子
肌が本来持っている機能を再生して美肌を促すグロスファクターという成長因子が含まれている。
プラセンタを利用した美容や健康の歴史
人だけではなく、哺乳動物の多くも妊娠期に胎盤が作られます。そうした動物たちの多くは、出産後に胎盤を食べてしまいます。
これは自然界の動物が栄養の詰まった胎盤を食べることで、出産に伴い低下した体力を早く回復させることができる本能的行為です。
中国では昔から薬に利用され、不老長寿の薬として飲用していたなどの記録があり、クレオパトラ、マリー・アントワネット、楊貴妃もプラセンタを美容と若返り目的で使用していたと言われます。
また現在でも一部の国や地域では出産後に胎盤を食べる風習があるようです。
プラセンタの種類
ヒト由来のプラセンタ
- 「メルスモン」と「ラエンネック」と2種類ある
- それぞれ厚生労働省より認可を受けている
- 医療機関のみでの取り扱い
- 馴染みやすい
- メルスモンは更年期障害治療に使用
- ラエンネックは肝機能治療に使用
- 美容目的で使用する場合は2つとも効果は同等
豚プラセンタ
- 最もポピュラーな種類のプラセンタ
- 年に2回、一度に10頭前後出産するのでプラセンタを大量に効率良く安価に抽出できる
- 主にスキンケア製品、サプリメント、ドリンクで使用される
馬プラセンタ
- アミノ酸がとても含まれている
- 馬は年に1頭しか出産せず、希少
- 国内では徹底管理された環境で育てられるサラブレットの胎盤を利用するケースが多く、安全性や効果も優秀
- 豚や羊と比べると価格は高め
羊プラセンタ
- 国内の流通量は少ないが、欧米諸国では人気
- アミノ酸組織が人間の胎盤に近く馴染みやすい特徴を持っている
海洋性プラセンタ
- 魚卵を包む卵巣膜から抽出され、成長因子は含まれない
- 厳密にはプラセンタとは呼べないがコラーゲンやアミノ酸、ヒアルロン酸などの栄養成分が含まれている
植物性プラセンタ
- 植物の胎盤にあたる「胎座」から抽出される
- 厳密にはプラセンタとは呼べないが、大豆やライ麦等から抽出される成分は安全性が高い
- 美肌効果は期待が出来できるが、植物プラセンタには成長因子は含まれていない
プラセンタの美容にどんな効果があるの?
ターンオーバーは年齢とともに遅くなりがちですが、プラセンタは代謝を活発にしターンオーバーの調整をサポート。
ほかにも自律神経やホルモンバランスを調整してくれたり、抵抗力や肝臓の働きを高めたりという効果があります。
肌の再生力向上
成長因子が細胞を活性化させ、細胞の修復や再生を促します。
保湿力の向上
プラセンタに含まれる成長因子やアミノ酸が働き、角質の水分をキープし、乾燥によるシワの改善が期待出来ます。
美白効果
プラセンタはメラニン色素を生成する酵素の働きを阻害し、シミ予防に効果があります。また、できてしまったメラニンに対してもプラセンタがターンオーバーを促進し、排出をスムーズにします。
抗炎症作用
プラセンタは細胞を修復する働きにより、炎症を抑え、ニキビ肌の改善やかゆみ、アトピー性皮膚炎の改善に期待ができます。
抗酸化作用
プラセンタには強力な抗酸化作用があり、過剰な活性酸素の発生を抑制します。この働きは年齢肌に打ち勝つための肌のくすみ改善などが期待できます。
抗アレルギー作用
免疫システムを調整したり、回復する働きがアレルギー反応を抑制してくれます。
免疫賦活効果
体の中の免疫力を高めて、健康な肌を作ります。
どうやって摂取するの?
プラセンタは、注射での接種やドリンク・サプリメントでの経口摂取のほか、お肌に直接つけて使用することができるスキンケア成分です。
画像はイメージです。
化粧水や美容液、クリームなどのアイテムがあり、お肌の新陳代謝を促したり、保湿やアンチエイジング効果が期待できます。この時、安全性やプラセンタの含有量に気をつけて選ぶことが重要です。
安全に手軽に!使ってみたい
ハリやシミが気になる30代以上の方はもちろん、肌の老化予防をしておきたい20代の方も、毎日のスキンケアにプラスしてプラセンタをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
サロコレ編集部おすすめのプラセンタスキンケア商品がこちらです。
ルジュシリーズ
北海道ナチュラルバイオグループが製造しているルジュスキンケアシリーズ。
大きな特徴としてまず挙げられるのが、希少成分である「ヒト幹細胞エクソソーム*¹」と「ナチュラルアクティブプラセンタ®*²」がW配合されているということです。
ルジュシリーズには希少で美容効果の高い成分が贅沢に配合されているので、年齢肌の悩みやハリ・ツヤを求めている方にピッタリの化粧品といえるでしょう。
ルジュシリーズのラインナップ
導入美容液<フェイスアップセラム>
ヒト幹細胞エクソソーム*¹は細胞に入り込もうとする力が高く、他の美容成分を肌に浸透させるための道を作り出し、これまで肌に浸透しにくかった美容成分も角質層までぐんぐん浸透。
ほうれい線まわり・目の下・口元など、年齢が気になる箇所にアプローチします。
化粧水<ルミエールローション>
角質層まで速攻浸透!ヒト幹細胞エクソソーム*¹配合の高保湿化粧水です。
みずみずしく軽やかな使い心地で、べたつかずしっとりとした潤いを長時間キープできます。
肌本来のコンディションを整え、ハリ・ツヤ・弾力のある肌へ!
まつ毛美容液<アイラッシュセラム>
エクソソームとプラセンタに加え、キャピキシル・リデンシル・ワイドラッシュとまつ毛に嬉しい成分が贅沢配合されたまつ毛用の美容液で、塗りやすいチップがまつ毛だけではなく、まぶたのケアにも最適です。
目元用美容液<バイタルリフトアイエッセンス>
ルジュの目元美容液はさらっとしたつけ心地で、クリームのように膜を張り保湿!
それだけでなく、美容成分が浸透し細胞自らが潤いを生み出せるよう働きかけます。
乳液・クリーム<プレジールクリーム>
肌に伸ばすと、とろけるように柔らかくなじむ、高保湿と低刺激を実現した密封高保湿クリームで、美容業界で注目されている次世代成分である「バクチオール」を配合しています。
プラセンタは美容に最適
プラセンタは、アンチエイジングや女性が健康的に暮らしていくために強い味方となってくれます。
さまざまな摂取法があるので、日頃シンプルなお手入れをされている方も、ホームケアのプラスワンアイテムとして加えてみてはいかがでしょうか?
*¹ヒト脂肪間質細胞エクソソーム
*²北海道ナチュラルバイオグループ独自製法のプラセンタエキス